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鴨川シーワールド

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菊花で形作られた体長4m超の巨大シャチ

鴨川シーワールドならではの秋の特別花催事

2013年11月11日
 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、秋の恒例イベントとしてご好評いただいている「海の動物 菊花展」を11月24日(日)までの期間限定で開催しています。

 菊花で形作られた海の動物たち(菊人形)は、動物の形をした枠の作成から菊の育成まで、 すべて水族館の従業員が、手作業で行っています。
 「海の動物 菊花展」は1988年に初めて開始され、それ以前にも大輪の菊等の展示はしていましたが「お客様にも喜んで頂けて、水族館ならではのものをやってみよう」という従業員の試みから、ほかの水族館に類を見ない鴨川シーワールドならではの「海の動物 菊花展」が始まりました。
 当時より、園内整備係が花の管理をし、業務がら溶接も得意であった従業員が思い通りの見事な型枠を作り、菊を育成し、日々誘引することで制作がスタートし、その結果「動物の形がきれいにできているね」、「切り花ではない、生きた菊の花で作られたものは見たことがない」など、お客様に大変ご好評頂いたことから、毎年の恒例催事となり、その技術は今も受け継がれています。
 2月末に前年の菊の芽を鉢上げして新しい苗を育て、5月には育成した苗を動物の形の枠が取り付けられたプランターに植え替え、苗木の成長に合わせて、日々少しずつ誘引(苗を枠に沿って這わせる)作業を行います。その後は、夏の日差しを浴びてぐんぐんと大きくなる苗を整形し、きれいな花がバランスよく咲くように、裏方での地道な作業が続けられてきました。

(その様子は公式ホームページ内「鴨シー花だより」http://www.kamogawa-seaworld.jp/n_flower/index.htmlからご覧いただけます。)

 今年の「海の動物 菊花展」はメインゲートを入ってすぐの海岸通路「ブルーサーフビーチ」で開催され、イルカ・シャチ・アシカなどの海獣類や、マンボウ・タツノオトシゴなどの魚類など、合計10体あまりの菊人形を展示しているほか、通路の中央付近には体長4mを超える巨大なシャチの菊人形を展示しています。1年がかりで当館従業員が制作した、今の時期しか見ることの出来ない菊人形たちをぜひお楽しみください。

※今年の菊花展は11月24日(日)までの予定ですが、花の状態により、早く終了させていただく場合もありますのでご了承ください。