ロッキーワールド「ペンギンの海」で飼育中
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■フンボルトペンギンのヒナを一般公開
2013年4月1日
鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、平成24年12月25日にふ化したフンボルトペンギンのヒナを一般公開しました。
鴨川シーワールドでのフンボルトペンギンのふ化・育成は、平成18年以来6年ぶりのことです。ふ化後の子育ては親鳥によって行われましたが、巣立ち後は、バックヤードで飼育係員による餌付けを行っていました。今回、係員の手からエサを食べられるようになったため、展示スペースでの一般公開を開始しました。
新しく仲間入りしたヒナは、ヒナの特徴である綿毛がすっかり抜け落ち、成鳥と変わらない大きさとなっていますが、成鳥のような模様はまだ現れておらず、一見すると別の種類のような印象を受けます。次の換羽期(羽毛の生え替わる時期)を迎えると模様が現われ、成鳥と変わらない姿になります。
鴨川シーワールドに久しぶりに誕生したフンボルトペンギンのヒナをぜひご覧下さい。
【フンボルトペンギン】 和名:フンボルトペンギン 英名:Humboldt Penguin 学名:Spheniscus humboldti 特徴:フンボルト海流が流れ込む、南アメリカチリ沿岸に生息する中型の種類。日本の気候に慣れやすく、多くの水族館で飼育されている。
【ヒナのデータ】 ふ化日:平成24年12月25日 性 別:不明
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