開催期間は、平成25年3月15日(金)〜9月15日(日)まで。
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■高橋俊男氏製作・世界の海獣模型展開催
2013年3月7日
鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、3月15日(金)より企画展「高橋俊男氏製作 世界の海獣模型展」を開催いたします。
故高橋俊男氏は野生動物の精巧な模型製作者として知られ、製作された鯨類・鰭脚類および水生生物のミニチュア模型群は、形態的な再現性や1/25スケールの精度が非常に高く評価されています。現生する全ての鯨類・鰭脚類を対象とした模型群は世界でも例がなく、国内はもとより国外も含め唯一の標本群と位置づけられています。高橋氏が製作した模型は生前、東京海洋大学に寄贈され、今回、東京海洋大学の許可を得て、鴨川シーワールドの展示施設内において一般公開することとなりました。 展示するのは、高橋氏が製作した現生鰭脚類(アシカ・アザラシ・セイウチ)全34種、84点のミニチュア模型です。
【展示概要】 開催期間:平成25年3月15日(金)〜 9月15日(日) 展示場所:鴨川シーワールド ロッキーワールド内 タイトル:「高橋俊男氏製作 世界の海獣模型展」 主 催:鴨川シーワールド 共 催:東京海洋大学 協 力:兜カ溪堂 田中豊美 大塚和子
【模型製作者・高橋俊男氏】 1955年大分県大分市生まれ。野生動物彫刻家。高校時代より海の動物模型の製作をはじめ、個展や依頼展示などを多数行っており、近年では製作した模型をとおして自然環境の悪化などを訴えるため、江別・北広島の環境広場での展示などの活動を行ってきた。2010年に膵臓ガンを発病されて以降、自宅療養を続けていたが、2011年8月24日にご逝去された。(享年52)
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