この時期ならではの求愛行動や産卵行動をぜひご覧下さい
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■恋のシーズン到来!コウイカの産卵
2013年3月4日
鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、毎年、春の風物詩になっているコウイカの産卵が始まっています。
コウイカは春になると内湾などの沿岸に接近して、海藻や沈木などに直径1.5pほどの卵を産卵します。すでに産卵シーズンを迎えた展示水槽では、ペアを組んでいる雄イカが雌イカを守る様子や運が良いと卵を産み付ける様子も観察できます。産卵用に設置した小枝には、外敵から守るために砂をまぶして産み付けられた卵が鈴なり状態になっています。卵は40日ほどでふ化し、親と同じ形をした体長1pほどのかわいらしい子イカが誕生します。この時期ならではの求愛行動や産卵行動をぜひご覧下さい。
【コウイカ】 コウイカは、関東地方以南の水深10〜100mの海底に生息する体長30pほどのイカです。驚いた時などには、大量のスミを吐くことから関東地方では「スミイカ」の名前で親しまれています。産卵した親イカは1年で寿命を迎えます。
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