いいとこどりニュースイベント観光施設地図交通ライブカメラフォトバンクおすすめコラムマイプラン作成 観光パンフレット
トップ > 目的で探す > 見る > 南房総の名所 > 鴨川シーワールド >

鴨川シーワールド

エリア > 鴨川

ニュース・お知らせ
クリックで写真拡大
外洋性の珍しいクラゲ「オキクラゲ」展示中

外洋性の珍しいクラゲ展示中

2013年3月4日
 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、外洋性の珍しいクラゲ、「オキクラゲ」を展示中です。

 「オキクラゲ」は黒潮域に分布する外洋性のクラゲで、カサ径は7pほどになります。展示中の個体は、今年1月に鴨川付近の漁港内で採集した0.5pほどの花びらのような形をした「エフィラ(幼生)」から育てたものです。日本沿岸ではまれに夏から秋に見られることがありますが、冬に岸近くでエフィラが現れたことは珍しいことです。今では黄色をおびた鮮やかな体色と15pほどにのびた口腕が美しいクラゲになっています。さらに成長すると体色は紫色や赤茶色を帯びてきます。また、クラゲの成長段階のひとつである固着生活を送るポリプ世代がなく、卵から生まれた「プラヌラ(幼生)」は直接、エフィラに変態する珍しい習性があります。

 南房総に現れた、美しくめったにお目にかかることができない「オキクラゲ」をぜひご覧ください。