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鴨川シーワールド

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バンドウイルカ「スリム」が飼育日数15,000日を迎えます。現在、国内飼育記録更新中!

飼育日数15,000日を迎えます

2012年12月4日
 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井 一利)で飼育しているバンドウイルカ「スリム」(メス:推定年齢46歳)が、2012年12月11日(火)で飼育15,000日を迎えます。

 バンドウイルカ「スリム」は、現在国内で飼育されているバンドウイルカの中で、最長寿の個体で、鴨川シーワールドのオープン間もない1971年11月17日に、静岡県伊東市より搬入されました。1995年1月2日に、かつて新江ノ島水族館で飼育されていたバンドウイルカ「ルカ」の持つ国内最長飼育記録(飼育日数8,446日)を更新し、来る2012年12月11日(火)には飼育日数15,000日を迎えます。かつてはイルカパフォーマンスのスターとして活躍し、その後は、出産育児でも成果を見せ、1978年から現在までに8頭の子どもを出産し、育てており、その中には、2003年7月に、日本で初めて生まれた人工授精の子ども「サニー」も含まれています。

 現在、推定年齢で46歳を迎えた「スリム」ですが、まだまだ現役で、ロッキーワールド「イルカの海」で一緒に暮らす若いメスイルカたちの良きお手本となっています。

 オープン当時からともに歩んできた「スリム」は、まさに鴨川シーワールドの歴史そのものであり、今では、職員の誰よりも「先輩」となった「スリム」に、敬意を表するとともに大切に育てていきたいと思います。