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三芳農村環境改善センター

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鳥居の側で弓を引く若者

増間日枝神社御神的神事

2009年2月23日
3月1日(日)に、南房総市増間(ますま)の日枝神社で、御神的神事(おまとしんじ)という稲作の豊凶などを占う弓射の儀礼があります。
 
 御神的神事とは、増間ダムの上流にある前蔵引きの滝(水垢離の滝)で身を清めた二人の若者が日枝神社の境内で矢を射て、的への当たり具合でその年の天候や五穀の豊凶を占う伝統行事です。
 1300年前から代々伝えられているものだそうです。
 この御神的神事は、千葉県指定無形文化財で、房総の魅力500選の一つにも選ばれています。
 
 場所は、県道258号富山丸山線沿いにある 増間浄水場近くです。増間浄水場(増間ダム)脇の林道を200m入った左手に日枝神社があります。バスの便はありませんので、自家用車でこられて県道脇の市営駐車場(トイレ付き)か林道脇に駐車してください。
 歩射は同日午後1時過ぎから見学できます。

(以下は、三芳村史より抜粋)

 重藤の弓2張りと、2つの矢立に12本の矢が準備され、二人の射手は的から23間3尺(約43m)離れた鳥居の側の定位置に立って交互に射る。矢は早生、中手、晩生の3回に分けておのおの12本ずつ射るので、延36本射ることになる。・・・
 これは一般には歩射といわれるもので、騎射(ヤブサメ)が馬に乗って矢を射るのに対して、地面に足をつけて矢を射る作法で、元来、破魔の目的と年占の意味をかねた神事である。・・・
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