半割り
半割りの作業は分担して行います。それぞれの人が自分の役割をもっていて、流れ作業を行います。
ビワを包丁で半分に割ります。だから「半割り」なのですね。
(たね)を取ります。
計量スプーンで、中の白い皮を削って取ります。これが残ってしまうと茶色に変わってしまい、ビワゼリーなど目に見える加工品にした時にきたない感じをお客さんに与えてしまいます。

ひとりひとりが、目でしっかりとかくにんしながら、全部きれいに取ってしまいます。
皮をむきます。皮も残ったままにしてしまうと、きたなくなってしまいます。これもしっかりと全部取ってしまいます。
その他、傷んだ部分は包丁で取ってしまいます。
これが半割りです。きれいなのでビン詰(づ)めやビワゼリーなど、形を残したまま食べる加工品になります。
これは形がくずれてしまったものです。でも味は同じようにおいしいので、細かくスライスして使います。例えば、ビワジャムなどに使われます。