今年30回目を迎える『南房総人形劇フェスティバル』も、無事文楽公演まで終えることができました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
人形劇というとお子さんメインとなりがちですが、人形劇も演劇の一種ですから、舞台や照明を志す方など大人が見ても楽しめるのですよ。
人が演じるとことを人形で行うことは、様々な表現の工夫がされているんです。同じ演目でも、劇団が変わると表現の仕方が違うんですよね。
人間では表現できないものを人形だとできてしまうことなど面白い一面です。人間以上に人間らしく人形が見えることもあるんですよね。
文楽の公演日である8/14は、桐竹勘十郎さんの父である2代目勘十郎さんの命日で33回忌となりました。『夏祭浪花鑑 長町裏の段』は、豪快な芸風の2代目勘十郎さんの得意としていた演目なんだそうです。公演前の『文楽教室』で、3代目桐竹勘十郎さんから、あらすじや人形の説明があったこともあり、すぐに文楽の世界に引き込まれ、クライマックスの場面ではあまりの恐ろしさに「ヒィィィィ」と声が出てしまうほど…。
あまりの迫力と素晴らしさに、また来年もぜひ公演にご来場ください!!
ご家族で同じ時間を共有できるので、素敵な夏の思い出に・・・
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