鍋島広報官による講演

このほど、南房総地域におけるスポーツ観光セミナーが館山市コミニュティセンターで行われました。会場には、自転車関係者のみならず観光業者、遠くは鹿児島県からご来場いただきました。今回のテーマは、「自転車とまちづくり」。基調講演では、文部科学省の鍋島広報官より「スポーツツーリズムで豊かな自然体験を」と題し、スポーツを地域の観光資源としての可能性や教育の充実に取り組んでいる現状などを講演いただきました。また、自転車雑誌の編集長の岩田氏、サイクリストの整地「瀬戸内しまなみ海道」で自転車によるまちづくりを実践している今治市市職員の山本氏、同じく民間の立場で取り組んでいるNPO法人の宇都宮代表にそれぞれの立場でのお話をしていただきました。
地域住民の理解を得ながら、一緒に官民協働で「しまなみ海道」を活かした自転車を中心としたまちづくりをサイクリスト目線で実践している生の声を発信していただきました。
南房総地域でもサイクリストの光景を多く見かけるなか、レンタイサイクル拠点の充実、サイクルステーションの充実等に地域連携を図りながら取り組んでいます。今後もサイクリングモデルコースの提案などの情報発信が図れればと思います。