全日本ユースの選手も多数出場する第７回ユースライフセービング選手権大会

　ライフセービングの中学生・高校生日本一を決める第７回全日本ユースライフセービング選手権大会（主催：日本ライフセービング協会）が千葉県南房総市の岩井海岸を会場に6月27日〜28日に行われる。
　参加者は、関東近郊を中心に北は岩手県、南は宮崎県から全国の中学生・高校生の精鋭257人が岩井海岸に集結し、真剣勝負が繰り広げられる。
この大会は、日本ライフセービング協会が抱える大会が年々参加者が増え、今までの会場（神奈川方面）では手狭となり、広い砂浜の会場を探していたところ、岩井海岸は遠浅で波静かなことから子どもたちの育成拠点には、最適な立地条件であることや、地元観光協会の細やかな受入体制などが選定理由となり、今大会の開催に至った。
　ライフセービングとは、水辺の事故をなくすことを目的とした、誰もが参加できる活動であり、たとえ泳げなかったり、身体的にハンディキャップがあろうとも社会奉仕と博愛の精神に基づき、人命救助のために活動することである。
　この活動が様々な競技に形を変え、ビーチフラッグスやビーチリレー、ボードレスキュー、サーフレースなどの各種目で争われる。
　市担当課では、これを機会に当市の強みである多彩な海岸を有効活用し、子どもたちのライフセーバーの育成と海の安全に対するノウハウや情報を発信する拠点づくりを目指して、スポーツによる産業振興への布石にしたいと考えている。