花房(かぼう)
ビワの花房(かぼう)

多くの花が寄り集まって1つの花房(かぼう)をになります。中心から10段前後の側花こう(そくかこう)がはえていて、下の側花こう(そくかこう)ほど長く、上にゆくほど短(みじか)いです。完成した花房(かぼう)全体は写真のようにたて長の三角錐(さんかくすい)をしています。

側花こう(そくかこう)には支軸(しじく)、側軸(そくじく)などのよび名があります。側花こう(そくかこう)には直接(ちょくせつ)花がつくものがありますが、分岐(ぶんき)するものもあります。分岐(ぶんき)するものを小花こう(しょうかこう)とよび、小花こう部(しょうかこうぶ)にそれぞれの花がついています。

1花房(かぼう)にできる花の数は、花房(かぼう)の大きさや品種(ひんしゅ)によってちがいはありますが70から80の花ができます。中には200以上の花ができるものあります。

花房(かぼう)の大きさは品種(ひんしゅ)にもよりますが、枝の栄養状態(えいようじょうたい)によっても異(こと)なります。


参考資料・出展
 びわ 房州ビワを中心とした栽培法  中井 滋郎著 株式会社とみうら発行