加工品ができるまで
1. きれいなビワは、そのまま販売されます。
2. そのほかの規格外のビワは、品質別に3種類に分けられ、冷蔵庫に入れておきます。
3. AとBの比較的きれいなビワは、下処理(したしょり)されます。まず、ビワを半分に割った「半割り」が作られます。これは形がきれいなので「ビン詰(づ)め」などに使われます。
4. 半割りにならないものはスライスされます。
5. Cのような品質があまりよくないビワは、形を残さないように「ピューレ」にします。
6. 半割り、スライス、ピューレなどは「半製品」と呼ばれ、保存されます。このように保存をしておくことで、1年中加工品が作れるようになったのです。
7. 例えば、ビワジャムはスライスしたビワとピューレを使って作ります。