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富浦エコミューゼ研究会

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田んぼのあぜ道。里山歩きはゆっくり楽しみます

280ウォッチング青木山の里山風景と民話の舞台

2015年12月16日
12月のウォッチングは、富浦地区の青木山へ晩秋の里山歩きを楽しみました。
道の駅おおつの里・花倶楽部から先は、大津、手取、居倉という地区へとつながります。
この地域は、富浦の中でも「里山」の風景を残す、とても心和まされる場所です。
今はもう使われなくなった集乳所がぽつりと建っています。静かな山あいを歩いて行くとコスモスや水仙、枇杷の花も香りを漂わせています。ガマズミの実はまだ朱く、旺盛な参加者は口にしますが、予想どおりの酸っぱい顔です。ススキの穂、カラスウリ、冬イチゴ、晩秋の素材が揃っています。そして爽やかな空の水色が里山の風景を引き立てます。参加者たちは癒しの道をゆっくりと歩きます。
居倉の奥は青木山。この山中には里見氏にまつわる昔話が残されています。里見一族の内戦、犬掛の合戦で敗れた義豊方の家臣5人が追手を逃れ、宮本城を目指して青木山の山中をさまよっていましたが、ついに力尽き、あわれ落武者たちは自刃して果てました。この場所は今でも「ごだいしょ(五大将)」と呼ばれています。

次回のウォッチングは、来年1月9日(土)
8時50分までに、とみうら元気倶楽部にお集まりください。
里見の城・宮本城に久しぶりに登ります。