いいとこどりニュースイベント観光施設地図交通ライブカメラフォトバンクおすすめコラムマイプラン作成 観光パンフレット
トップ > 目的で探す > 見る > 南房総の名所 > 鴨川シーワールド >

鴨川シーワールド

エリア > 鴨川

ニュース・お知らせ
クリックで写真拡大
「海亀の浜」に保護されたアカウミガメの卵がふ化

今年最初の子ガメが海へ旅立ちました

2014年8月19日
 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、8月15日(金)に「海亀の浜」で保護していたアカウミガメの卵から子ガメがふ化し、海へと旅立ちました。

 鴨川シーワールドでは、ふ化に適さない場所に産卵されたウミガメの卵を展示施設「海亀の浜」に保護収容し、
生まれた子ガメは人の手を介さず海に放流しています。今回、海に旅立ったアカウミガメの子ガメは、鴨川シーワールドの目の前の東条海岸で6月20日に産卵が確認された卵から孵化したもので、産卵場所が波打ち際に近く、波をかぶる危険性が高かったため、台風8号の接近の際「海亀の浜」に保護されました。

 8月13日の朝、卵を埋めた砂の表面にくぼみが現れ、飼育係員が観察を続けたところ、8月15日午後9時00分に 砂の中から這い出してきた最初の子ガメの姿を確認し、30分後には次々と子ガメたちが姿を現しました。子ガメたちはその後「海亀の浜」から東条海岸にのばした飼育係員特設の橋を自力で渡り、砂浜を歩き波間に姿を消していきました。

 東条海岸では毎年アカウミガメが産卵のために上陸し、今年も5回の産卵が確認されました。今後も次々と子ガメが誕生し、旅立っていくものと思われ、引き続き観察をしていきたいと考えています。