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鴨川シーワールド

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今年初のウミガメ保護活動を実施

アカウミガメの卵126個を保護収容

2014年6月12日
 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、6月4日に鴨川市の海岸で産卵されたアカウミガメの卵126個を保護いたしました。

 鴨川シーワールドでは、2001年のウミガメ類展示施設「海亀の浜」完成に伴い、2002年よりふ化に適さない場所に産卵されたアカウミガメの卵の保護活動を続けています。今年は6月4日に鴨川市の海岸で産卵を確認し、産卵場所に保護柵を立てて監視していましたが、低気圧の接近に伴う高波で卵が流失する危険性が生じたため、6月6日に鴨川シーワールド内「海亀の浜」に保護収容いたしました。今後卵の発生が順調に進めば、8月には体重15〜20グラム程の子ガメがふ化し、砂の中から這い出してきます。ウミガメの産卵は、これから8月にかけて見られ、今回と同様に保護を必要とする状況があれば、引き続き保護活動を行う予定です。

【アカウミガメ】
 アカウミガメは、生息環境の悪化(産卵地の減少や海に漂うビニールゴミの誤食など)により生息数は年々減少 傾向にあると考えられている。日本はアカウミガメの主要な産卵場所で、千葉県はアカウミガメが毎年産卵にやってくる北限域にあたる。1回の産卵数は80個から140個ほどで、卵はピンポン玉に似ている。およそ2ヶ月後に砂の中でふ化し、ふ化後数日から1週間かけて子ガメは地表に出てきて海に旅立つ。