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鴨川シーワールド

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トロピカルアイランド内「コーラルメッセージ」で展示開始

「オイランヨウジ」の稚魚育成に成功!

2015年8月4日
 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、今年の4〜6月に生まれたオイランヨウジの子どもの展示を開始いたしました。

 展示しているオイランヨウジの子どもたちはまだ体長4〜7pほどのミニサイズですが、すでにこの種類の特徴であるシマ模様と赤く縁どりされた色あざやかな尾ビレが確認できます。展示水槽の中では、隠れ家となるサンゴ岩に寄り添うように泳ぐ姿を見ることができます。当館におけるオイランヨウジの稚魚育成の成功は初めてのことで、今後もひきつづき注意深く成長を見守っていきます。

 トロピカルアイランド内「コーラルメッセージ」で、かわいらしいオイランヨウジの子どもたちをぜひご覧下さい。


【オイランヨウジ】
日本では、静岡県以南の岩礁域やサンゴ礁で見られる体長20pほどのヨウジウオの仲間。体は細長く、暗色横帯(シマ模様)があり色あざやかな赤い尾ビレの中央に白い斑点があるのが特徴。成熟すると月に1〜2回の産卵が見られ、オスは腹部に百個ほどの卵を抱え、ふ化するまでその卵を守る。卵は約10日でふ化し、体長約6mmの稚魚が誕生する。稚魚の育成は難しく、国内での長期育成例の報告は知られていない。稚魚にはシオミズツボワムシやアルテミアなどの動物プランクトンを与えて育てる。