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富浦エコミューゼ研究会

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蔓を見るとついつい引っ張りたくなる子ども達

12月土曜学校・おっ越し坂で山道を楽しむ

2014年12月29日
26年の最後の土曜学校は、富浦福澤地区のおっ越し坂から清水谷への山道を歩きました。
おっ越し坂の入口で、まずは名前の由来を聞きます。「坂を越す」からではなく「偉い武将がお越しになったから」と言うこと、偉い武将とは源頼朝というお話が残っていることを聞きました。
いよいよ山道へ。秋の台風の影響もあり、山道は落ち葉に埋められています。枯れ枝も多く、歩くたびにポキポキと音を鳴らしています。子ども達はその感触に反応。落ちている枯れ木を見つけては踏みつけていました。また、木から垂れる蔓を見つけてはすぐに引っ張り、切れない事を確認するとターザンごっこの始まりです。
この山道は、マテバシイだけでなくヒノキや杉などが残る雑木林です。子どもの一人が「松ぼっくりだ。」と差し出した実をみて、ガイドの先生が「それはヒノキの実だね。」と教えてくれました。実は茶色で小さな丸い形をしています。子どもは大切そうに手にしまいながら、次の発見を探し始めます。
ソテツやニュウサイの畑の脇を通りながら、タチツボスミレの花を見つけました。紫色の小さな花びらがとても綺麗でかわいく咲いています。低い目線はいろいろな発見をしていきます。
おっ越し坂からグルッと回るように進むと、清水谷へ向かいます。途中、富士山が見えるビュースポットを見つけました。雲ひとつない青空と山の向う側に真っ白い頭を覗かせる富士山の風景はとても綺麗でした。
最後は、カゼの神様・金気神社に健康をお祈りして帰路に着きました。