秋と春にお花をつけるローズマリー
ローズマリー公園では、狂い咲き???の青紫の花がちらほら見ることができます
ローズマリーって、薔薇ですか?と聞かれることもありますがシソ科のハーブです。
南房総市に合併する前の丸山町は、ローズマリーの故郷である地中海のクレタ島やキプロス島と同じ
北緯35度に位置することから相性が良く栽培に適していたローズマリーを核としたまちおこしをしました。
数あるハーブの中でもローズマリーは、木であるため種をまいて1年でかれてしまう1年草とは異なり
大変丈夫です。
植え付けは3〜4月と9月〜10月が適期で、一度植えるとあまり手がかからず成長してくれます。
種はもちろん、挿し木で育ちます。
日当たりの良い場所で栽培するのが良いですが、日陰でも育ち乾燥に強いため少々水やりを忘れても大丈夫!
最低気温が0℃くらいの地域では、葉がわずかに赤くなる程度で問題ありませんが、−5℃を下回るような
極寒地域で霜にあたったり凍ってしまい株が枯れてしまうこともあります。
水のやりすぎ・肥料の与えすぎにも注意です。
大きくなると風通しが悪くなって蒸れてしまったりするので、剪定してあげることも必要です。
立性・匍匐性・半匍匐性と3つに分けられ品種もたくさんあります。
公園には、立性が少しと匍匐性があります。
10年以上経ったローズマリーを植え替えたので、今背丈が低いですがどんどん成長しています。
フレッシュのままやドライにして、お茶にしたり、お肉料理の臭みをとったり
化粧水や石けんに使われたり、今では認知症に良いと言われエッセンシャルオイル(ローズマリーカンファー)が
テレビで何回か取り上げられています。
苦手な方も少なくはないと思いますが、色々なことに活躍してるんだな〜と思い出してくれると嬉しいですね。