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酪農のさとパネル展

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詩歌が語る嶺岡牧の物語
嶺岡牧や安房酪農を題材とした短歌は多数つくられている。今回の展示では、その中で、日本において近代酪農形成のきっかけとなった嶺岡白牛酪(醍醐)の試作など、岩本正倫が嶺岡牧に赴いた際に詠った短歌と、嶺岡山の麓で生まれ育ったアララギ派を代表する歌人である古泉千樫が黎明期の安房酪農について詠んだ短歌を中心に展示している。
こうした詩歌をみていくと、公的な記録では分からない、どのような気持ちで歴史の変換点となることを行ったのか、近代農場制酪農から今日のように農家が搾乳を行う小農制酪農へ移行する過渡期の姿はどのようなものであったのかが直接飛び込んでくる。詩歌だからこそ、近代酪農形成史を、人々の息づかいで感じ取ることが出来る。
開催期間は9月18日まで。千葉県酪農のさと酪農資料館1階多目的ホール。
開館9:30〜16:30(月曜休館)。入館無料。
お問合せは、千葉県酪農のさとTel 0470−46−8181。

2021年7月10日 【投稿者 千葉県酪農のさと

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