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酪農のさとミニ企画展

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鴨川市貝渚区有文書が語る嶺岡牧「嶺岡畜産株式会社から安房酪農へ_1」

 「日本酪農発祥之地」として知られる嶺岡牧の東端は、魚見塚一戦場公園(鴨川市)の東縁に築かれている土手だといわれてきた。しかし、千葉県酪農のさとで鴨川市貝渚区が所有している文書を調査したところ、その土手は明治30年代に牧内の土地を貝渚区が嶺岡畜産株式会社から借り開墾した時に築いた土手で、江戸時代の嶺岡牧は海岸直上の魚見塚展望台近くまで伸びていたことが明らかになった。
 また、魚見塚一戦場公園東縁の土手は大浦木戸といわれ、土手脇に建つ説明板にもそう記されているが、貝渚区有文書に大浦木戸、川口木戸とも明治時代新造の土手より遙か先に示されており、誤って伝わっていたことも判明した。
 このように、誤った嶺岡牧の認識を正す文書類を展示。

2019年10月11日 【投稿者 千葉県酪農のさと

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