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嶺岡牧を歩く参加者募集

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鴨川市から南房総市にかけての山間地につくられていた江戸幕府直轄牧の嶺岡牧は、八代将軍徳川吉宗により産業として酪農を始めた「日本酪農の発祥地」として広く知られている。しかし、嶺岡牧はどの様な施設があり、どのように乳牛を飼養していたのかなど、嶺岡牧の姿はほとんど知られていない。嶺岡牧は、江戸幕府直轄牧で唯一その全貌が残されている牧。草地を石積みの垣根を細かくめぐらせて区切り、集落から牧に入る木戸を30間おきに設置し、多くの飼養管理用の建物を建て、区画内に牛馬用の井戸を掘っている。こうした嶺岡牧の施設跡をみることにより、嶺岡牧では牛馬を牧に放しておいただけの粗放的経営ではなく、手をかけた管理型放牧が行われていたことがわかる。嶺岡牧では近世から管理型放牧が行われ、地域の従事者に酪農のノウハウが蓄積されていたことが、近代の地域畜産会社、そして現代の安房酪農の発展に繋がった。
参加ご希望の方は、千葉県酪農のさとまでお申込みください。
先着順で定員になり次第申込みを終了いたします。

日時:平成31年2月24日(日)
   9:30〜16:00
集 合:千葉県酪農のさと駐車場
定 員:25名(先着順)
参加費:4500円(バス代・保険代を含む)
持ち物:お弁当・保険証(コピー)・雨具・水筒等
申込み:千葉県酪農のさと
    TEL:0470-46-8181 FAX:0470-46-8182 E-Mail:info@e-makiba.jp

2019年1月20日 【投稿者 千葉県酪農のさと

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