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嶺岡牧ストーリを歩く

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安房生乳業史を訪ねる

明治政府が、「日本酪農誕生之地」である嶺岡牧を国有として継続せずに処分することを決めると、嶺岡牧に接した野付村の住民が出資して嶺岡牧社を、嶺岡牧社が7年で解散されると嶺岡畜産株式会社を設立し、酪農が行われた。これにより安房地域の酪農が著しく発展した。
この、安房酪農の発展が、嶺岡牧周辺地域に生乳を煉乳やバター等に加工する工場の林立に結びついた。そうした工場の内、1000頭以上の乳牛を飼養する時もあった嶺岡畜産株式会社の生乳を一手に加工処理した工場を買収して、森永乳業、明治乳業が誕生した。また、安房酪農の発展により原料乳が確保できたことから、ヤクルト、和光堂の乳児用粉ミルク生産も、安房地域で行われた。
今回の見学会は、これら嶺岡牧から発した安房製乳業の跡を1日かけてバスで巡るエクスカーションで、嶺岡牧ストーリの柱である安房製乳業の歴史を肌で知ることができる。

参加費:4,500円(バス代・保険料)
申込み:10月11日(木)まで千葉県酪農のさとへ 但し、代金振込を持って申込み完了
定員:25名(先着順)
問合せ:千葉県酪農のさとへ 0470-46-8181 e-mail:info@e-makiba.jp

2018年8月18日 【投稿者 千葉県酪農のさと

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