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酪農のさとミニ企画展

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千葉県が明治150記念事業「近代農林水産業のあけぼの」のひとつ。
江戸幕府直轄4牧の一つである嶺岡牧は、八代将軍徳川吉宗が白牛を放牧して酪農を始めた「近代酪農発祥之地」。明治時代に国民の体力・体格を欧米並みに高めることが国の課題となり、肉とともに牛乳・乳製品の喫食を中心に食生活の近代化を図った。江戸時代から蓄積された酪農のノウハウを持っていた嶺岡牧周辺地域は、嶺岡牧社、次いで嶺岡畜産株式会社を設立し、日本に酪農を広める拠点となった。
今回のミニ企画展では、嶺岡牧の西南端にあたる嶺岡西一牧の野付村である平群山田村(山田区)と、平群中村の加藤牧士家に残された文書により、嶺岡牧社、嶺岡畜産会社の設立から解散までの動きがわかる展示となっている。
千葉県酪農のさとミニ企画展「嶺岡西一牧の野付村に残された文書に見る日本で初めての地域畜産株式会社」は、10月8日まで。
開館9:30〜16:30(月曜休館)。入館無料。問合せは、千葉県酪農のさとTel 0470−46−8181。

2018年5月25日 【投稿者 千葉県酪農のさと

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