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夏休みの宿題解決に!世界最大の動物の骨格標本に出会える道の駅

 南房総市にある道の駅和田浦WA・O!には、世界最大の動物とも言われるシロナガスクジラの骨格標本のレプリカが展示されています。平成25年3月に設置された全長26メートルのシロナガスクジラの全身骨格標本は、その迫力に圧倒されることと思います。ぜひ、夏休みの家族旅行のひとときにお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちしております。

《参考》
 地球史上最大の哺乳類であるシロナガスクジラの骨格標本が、東日本で唯一首都圏 南房総市和田町に展示されることは、今後専門家の学術資料ばかりではなく、クジラの街のシンボル及び観光の目玉として、有効活用が期待されます。
 原骨格は1880年代初頭にノルウェー北部で捕獲された雌のシロナガスクジラで、長く同国トロムソ大学博物館に保存されていたものです。
この骨格標本は、2000年に日本とノルウェーの共同研究の資料として、日本へもたらされたものです。現在は山口県下関市にある水族館で管理されており、3体までのレプリカ作成が許可されています。
  3体のうち、1体は下関市立しものせき水族館に現在展示されている骨格標本返還後の展示用、もう1体は和歌山県太地町「くじら博物館」に展示されており、今回、ノルウェー側のご理解と現在原骨格を管理する山口県下関市、(財)日本鯨類研究所及び和歌山県太地町のご支援とご協力により、道の駅「和田浦WA・O!」に展示することになりました。

種名:シロナガスクジラ
学名:Balaenoptera musculus musculus
英名:Blue whale
原骨格推定体長:26m
原骨格推定体重:106トン
原骨格推定性別:雌
原骨格捕獲年代と場所:1880年代、ノルウェー北部フィンマルク地方沖合
原骨格所属:ノルウェー王国トロムソ大学博物館
原骨格所在:下関市立しものせき水族館「海響館」
複製素材:強化プラスチック、ウレタン塗装仕上げ
複製・展示監修:加藤秀弘(国立大学法人東京海洋大学大学院教授)