南房総市と生クリームを中心とした乳製品の製造・販売を行う中沢乳業株式会社(本社:東京都大田区)では、令和7年7月3日に包括連携に関する協定の締結式を行いました。
今までも地域資源を活用した商品開発において連携してきたところですが、この協定の締結を契機に南房総市が加工と商品開発の拠点として整備し、令和7年4月に稼働を開始した「南房総市総合加工施設」での新商品開発をさらに加速させていきたいと考えています。
そして、南房総市と中沢乳業(株)が緊密な連携と協力関係を築き、地場産業の振興及び地域の活性化に寄与できるよう具体的な取り組みを進めていきます。
南房総市では、乳製品を中心とした商品ラインナップを強化し、日本酪農発祥の地という地域資源を生かした商品のブランド力の向上を図り、総合加工施設で製造する新商品の販路拡大に加え、市内の道の駅の集客力の向上や販売促進につながることを期待しています。
締結式終了後には、報道関係者に対して新商品のお披露目もあり、「嶺岡プリン(パッケージリニューアル)」、「極びわゼリー」「枇杷ロール」及び「嶺岡ミルクチーズケーキ」の試食をしていただきました。
なお、中沢乳業(株)が自治体と連携協定を締結するのは、初の試みとなります。
【中沢乳業株式会社(代表取締役社長:中澤謙次)の概要】
中沢乳業(株)は、生クリームを中心とした高品質な乳製品開発の強みを生かし、業務用製品の得意先へ提供・納品、また一般消費者向け製品をデパートやスーパー等に販売するといった乳製品の製造販売に関わる事業を一貫して行っています。
<主な協定内容>
(1)地産地消の推進や市産オリジナル商品の開発・販売に関すること
(2)日本酪農発祥の地を生かした商品のブランド力向上に関すること
(3)エシカル消費の普及に関すること
(4)農畜産業、商工業及び観光業の振興に関すること
(5)その他、目的を達成するために必要な事項に関すること