原爆の図 第一部 幽霊 (参考資料より) |
安房反核フェスティバル 丸木位里・俊の「原爆の図」移動展示会が、
24日を皮切りに安房地域全5会場で開催される。
枇杷倶楽部ギャラリーでは、10月4日から10月6日までの三日間展示される。
時間は 午前10時から午後5時
原爆の恐ろしさや悲惨さを初めて民衆に伝えたとされる「原爆の図」の原寸大複製画を展示し、核廃絶を訴える。
「唯一の戦争被爆国として核兵器の怖さを知ってほしい」と、館山市被爆者同友会が主催、安房反核フェスティバル実行委員会が共催して継続している。今年で41回を数える。
「原爆の図」は、広島市出身の日本画家、故・丸木位里氏と、その妻で洋画家の故・俊氏が共作したもので、アメリカの占領下で厳しい報道規制がある中、何も知らされていない一般人に作品を通して原爆の惨状を伝えた。展示されるのは全15部の中から1〜5部。縦1・8メートル、横7・2メートルにもなる作品で、畳8枚分の大きさとなる。
同作の原本を所蔵、常設展示している、原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)の学芸員による解説動画の上映もある。
同会では「絵を通して丸木夫妻が核兵器のない平和な社会を願った思いを共有したい」と、来場を呼び掛けている。
▽館山市コミュニティセンター=24〜28日(初日は午後1時から)
▽大本山小湊誕生寺=30日〜10月2日(1〜4部を展示、最終日は午後3時まで)
▽鴨川市郷土資料館=同(5部のみ展示、同)
▽道の駅とみうら枇杷倶楽部ギャラリー=10月4〜6日
▽鋸南町中央公民館=10月8、9日
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