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富浦エコミューゼ研究会

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富浦湾に伸びる岡本桟橋。先端は海の中です

298ウォッチング街中歩き・原岡桟橋と寺社めぐり

2017年6月15日
6月のウォッチングは、富浦原岡地区にある寺社や産業遺産など、徒歩だからこそできる街中歩きを楽しみました。
青空の下、原岡の向原に並ぶ安勝院、宝鏡寺に立ち寄りました。地元の人専用の散歩道は普段は見ることない風景です。大きな防火用水の脇を通り国道へ出ると、B級グルメのお店・釜新前でイカメンチのPR。国道を渡るとすぐそばが海岸です。
この日は大潮で、海はきれいに潮が引き、手前には澪が広がり、その先に砂浜がのぞいています。昔はこの澪を利用してアジすくいをしていたことがガイドされます。
この海岸にある原岡桟橋は漁港施設で、大正10年には近くに販売所ができ、この頃の地図には停船場の記号が記されています。市の漁港台帳では昭和10年整備とされており、今の形ができたのかもしれません。
富浦湾では豊富な魚が獲れ、地元原岡区に残されている古文書には、慶長19年(1614)に家康公が東金に鷹狩りに訪れた際、一週間にわたり鯛や平目を送ったことが記されているという事でした。
そんな産業遺産である原岡桟橋は、今、絶景スポットとしてカメラマンや観光客で賑わいをつくっています。小さな湾にすっと伸びた一部木製の桟橋。裸電球の外灯がノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。参加者はしばしこの風景と潮の香りを堪能しました。
このあと、細い路地を通り、岡本地区に並ぶ、稲荷様や西方寺を巡り帰路につきました。

次回のウォッチングは、7月8日(土)。
8時50分までに、とみうら元気倶楽部にお集まりください。
和田花園に残る民話「子の姫」の舞台を訪ねます。