７月１日（金）、南房総国際交流協会の主催による「イングリッシュカフェ」を開催しました。英語ネイティブ３人、日本人５人と日本語教室学習者の２人が千倉保健センターで英語を使って交流しました。
　今回のトピックは「七夕」で、国際交流員がシンガポールの昔の七夕祭りについて簡単に紹介してから、参加者を２グループに分けて自由会話をしました。日本人の参加者たちは、自分が子供のころ、またはお子さんが子供のころに家族で七夕を祝っていたが、今は七夕にあまり何もしないと言いました。また、外房の参加者の話では、子供のころ、学校で短冊を書いて、先生がクラスの皆を海辺に連れていき、笹に飾っていた短冊を波で流したと言いました。
　アメリカ出身の英語ネイティブの参加者が七夕について興味津々だったため、日本人の参加者が織姫と彦星の物語を簡単に紹介しました。そこで、中華圏の物語と少し異なっていることを発見しました。日本の物語では、二人が恋で仕事を怠けたという理由で別れさせたという話です。中華圏の物語では、織姫が彦星と一緒にいるために家出して、母親が見つけて、別れさせたという話です。
　アメリカには七夕という節句がありませんが、流れ星に願いごとをするそうで、参加者たちは「人は星に願う」という共通点に気づきました。星の話で、星座や干支まで話を展開しました。
　最後に、参加者全員は、家族の健康と幸福を祈って短冊を書きました。