ビワの一年>収穫(しゅうかく)
いつ行うの?
露地(ろじ)ビワ 5月末〜6月末
ハウスビワ 4月10日ごろ〜5月26日くらい
これは何? おいしく実ったビワをもいで集めることです。
むずかしいこと   山のビワは木に登ってひとつひとつ丁寧(ていねい)に収穫(しゅうかく)するので大変です。

収穫(しゅうかく)の仕方
(ふくろ)のミシン目をちょっとやぷって、中のビワが赤くなっていることを確かめます。 下から上にやさしく持ち上げるとビワがとれます。


運び方の歴史

山の高いところにあるビワ園では、収穫(しゅうかく)したビワをこのように人が下まで運びました。しかし、これでは大変な作業になります。また、たくさんの人手が必要です。昔はこのようにして苦労しながらビワを運んでいたのです。
そこで、ケーブルが使われるようになりました。山の上から、一気に下まで運ぶことで、山での作業が楽になりました。
さらに、モノレールも登場(とうじょう)しました。きれいな道がない山の中でも、カゴいっぱいのビワをのせて走ることができます。
その後、山の上まで道を作りました。そのおかげで、現在はトラックで運ぶこともできます。

このようにして、人手が少なくても楽にビワを運べるように、富浦の人たちは工夫を重ねてきました。

参考資料・出展
 びわ 房州ビワを中心とした栽培法  中井 滋郎著 株式会社とみうら発行
 富浦のびわ 富浦町長 遠藤 一郎発行