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南房総 旅の玉手箱

第29回 アロマ姉さん

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SINCE1991〜
「アロマ姉さん」こと小池美喜子さん

 「いまの30代の子たちは、みんな人生をこわがっています。アロマセラピーという仕事を始めて17年、2万人を越える旅の人の体に触れさせていただいて感じたことです」。歯切れのいい口調で話すのは、館山市の「アロマ姉さん」こと小池美喜子さんである。 いま南房総でひそかにトレンドとなっている旅の形がある。花、グルメ、体験と盛りだくさんを求めない旅、何もしない時間を楽しむ大人の旅である。

 たとえば、ストレスが限界にきたら、南房総の小さなホテルを予約する。その時に「アロマ姉さん」のアロマセラピーもホテルに予約する。同伴の男性がいれば、一緒にアロマを受けることもできる。ホテルに着いたらまずアロマセラピーで癒やされることをおすすめします、と小池さんはいう。先に心と体をリセットした方が、その後のホテルや旅を一層楽しむことができるから・・・。
 へこんだ体、かたむいている体を、ハーブ・エッセンシャルオイルを含んだ手で全身マッサージしていく。80年の伝統をもつ基本の手技はあるが、「アロマ姉さん」にいわせると、その人の波長に合わせて手が勝手に動いていくという。やがて植物エネルギー(波動)が、人の体の中に落ち、流れていく。ぜいたくなまどろみの80分が過ぎる。アロマの後は夕食前の散歩。なぎの海に沈んでいく夕日を見ているうちに、本当は十分幸せなんだ、と気づく人もいるだろう。

 アロマ姉さんの店「香り庵」の特長は、“ホリスティック・アロマセラピー”(HA)。ホリスティックは統合の意味。アロマセラピーとバッチフラワーレメディ(イギリスで70年の歴史を持つ植物波動の飲用法)、それにセルフ・カウンセリング(好きなおしゃべりと気づき)の三本柱である。
  「私たちはHAという強い武器を持ち、すばらしい効果を上げています。ウツの人や引きこもりの子供たちなど、本当に困っている人に、もっともっと出会いたい。いま歯がゆさを感じています」。

「香り庵」(TEL 0470-23-1551)

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植物の力で癒やされる
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「香り庵」のアロマセラピストたち

アロマルーム「香り庵」内ショップ


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