遠浅で波静かな富浦町原岡海岸周辺で初の鉄人レース開催(写真は南房総フォトバンクより使用）

　スイムとランの合計タイムで総合順位を争う「第６回千葉南房総アクアスロン大会」（（一社）日本国際オープンウォータースイミング協会主催）が平成29年6月11日（日）に南房総市富浦町の原岡海岸で開催される。
　第５回大会までは岩井海岸で行われていたが、今大会は波が静かで遠浅の砂浜がきれいな三拍子そろった海水浴場であることを選定理由に、初めて原岡海水浴場周辺で開催される。
　大会運営全般は、日本国際オープンウォータースイミング協会が担当し、宿泊に関する受入体制は南房総市観光協会が整え、来訪する選手らを出迎える。
男女合わせて200人の募集定員のところ、定員を超える208名がエントリーした。最遠者は福岡県福岡市からの参加もあり、スポーツを通じて南房総市へ足を運んでいただくとともに、当市をＰＲする絶好の機会と期待を寄せている。
　競技種目は、スイム500ｍとラン5ｋｍを続けて行うショートの部をはじめ、ショートの２倍の距離を争うロングの部、遠泳1.5ｋｍのみを争うスイムの部、１チーム２名の団体戦で争うアスロンリレーの部が用意されている。
　市教育委員会では、未活用の海岸資源を活かしたスポーツイベントの誘致により、自然景観の保全、新たなコミュニティの醸成及び宿泊産業の活性化が期待されるため、今後も新たなスポーツ交流の需要の取り込みに努めていきたいと考えている。
　なお、原岡海岸から富浦漁港までの海岸周辺道路を選手が走るため、要所に警備スタッフを準備して安全確保を図るが、地元の方に対してご理解とご協力をいただきたいと主催者側が呼びかけている。