子どもたちの夏休みの思い出づくりにも一躍。南房総ミニバスキャンプで県内外１３チームが交流戦。

　地域のスポーツ振興と宿泊産業の活性化を図ることを目的に、平成28年7月30日〜31日に丸山体育館を会場にして「第１回南房総ミニバスケットボールキャンプ」を開催する。

　これは、昨年の夏に神奈川県横浜市から初めて南房総市へ合宿で訪れたチームと、地元チームが交流試合を行ったことを契機に、市内外の子どもたちがミニバス交流を通して、夏休みの思い出づくりや宿泊産業の活性化を図れるような企画を継続的に実施できないか、市教育委員会や地元のミニバス関係者、民宿組合が協議を重ね、準備を進めてきた。

　今回は、県外から４チーム、県内から地元チームを含めて９チーム、男女合わせて１３チームが２日間にわたり、チーム力の底上げを目指す。

　この企画立案を進めてきた南房総市のミニバスチーム「クラブＫＡＺＥ」の代表を務める鈴木輝明氏は「市外から多くの子どもたちが足を運んでいただけることは大変ありがたい。ミニバス交流を通して、良い夏休みの思い出づくりの場となるよう、精いっぱい受け入れたい。この機会をきっかけに、南房総市を知ってもらい、大人になっても足を運んでもらえたらうれしい。」と、受け入れ準備に余念がない。

　市教育委員会では、ミニバス交流による技術の向上に加え、民宿でのひとときや自然体験を通して、南房総市での夏休みの思い出づくりに励んでいただきたいと考えている。今後も限られた施設数で効率よくスポーツ合宿を受け入れる体制を構築し、地域事業者と連携して、より経済効果を高める仕組みを整えるため、スポーツ交流キャンプの誘致や企画を実施していく。