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真野寺 (高倉山 真野寺)
真野寺(真野大黒)は、千葉県南房総市久保にある神亀2年(725年)に開創された真言宗智山派のお寺です。


本尊は行基作と伝えられる、全国でも例のない、お面を付けた覆面千手観音です。
こちらの覆面千手観音像は、当初、霊験が非常に強く、参拝者に少しでも疚しい心があると仏罰を下され、皆が恐れて参拝出来なくなりましたが、貞観2年(860)遊行中の円仁が立ち寄った際にこの話しを聞き、それならばと行堂面を彫ってかぶせたところ、以後は優しく慈悲深い仏になったという。
普段は秘仏とされており厨子の中に納まっておりますが、御開帳時には拝観いただくことが可能です。

また、慈覚大師が彫られたと伝わる大黒様は、古くから商売繁盛、金運アップの大黒さまと多くの方に参詣いただいております。
毎月6日の大黒天祭には、大黒天のパワーを授かった宝槌の貸与や、各種御祈願を記したお札が授与され、護摩の炎でお加持されます。
駐車場や境内には開運マルシェが行われ、飲食・物販・癒しのブースが参詣された皆さんを楽しませてくれます。

2月6日の大黒天大祭では、全国各地より多くの参詣者が真野寺を訪れ、深夜0時を待って、日付が変わると同時に大黒天にお参りをされます。
この日は、深夜0時を始め、朝8時から1時間ごとに護摩法要が行われ、貸与された宝槌に新たに大黒天のお力を授かるお加持をされたり、新しいお札をお求めになる方で賑わいます。
参道には50軒を超える露店が軒を連ねます。

真野寺は花の寺とも呼ばれており、様々な花が季節ごとに境内を賑わしています。中には貴重な野草も可愛い花を咲かせていたりします。

桜の季節には樹齢140年を越えるソメイヨシノが、礼拝所前いっぱいに広がり。6月にはアジサイ祭りも行われ、隔日で催しも行われています。

生活音のほとんどしない真野寺では、風が織りなす音と、野鳥の声だけを楽しむことも出来ます。

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