南房総富浦総合ガイド資料集

富浦の野鳥のお話テキスト

野鳥のガイドは、野鳥観察の経験を積み、また専門的な知識がないとなかなか難しいものです。このテキストは、野鳥のガイドブックとしてではなく、富浦でごく普通に見たり聞いたりできる野鳥についての、豆知識として活用してください。

■メジロ
黄緑色で目の周りが白い小さな鳥で、枝から枝へと活発に移動し、ごく普通に見られます。
早口で高い調子のさえずりが好まれ、飼育している人もいますが、ほとんどが密猟によるものです。このさえずりを「長兵衛忠兵衛、長忠兵衛」などと聞きなしています。
特に大房岬のメジロは声が良いと好まれています。ヤブツバキの花が咲く頃には、嘴の周りを黄色くしてチィーチィー鳴きながら、盛んに蜜を吸っています。繁殖もしており、蘚類や枯れ草で作った椀形の巣を、クモの糸で吊り下げたきれいな巣に、4〜5個の卵を産みます。
「メジロ押し」という言葉がありますが、冬の寒い日に寒さをさけるため、何匹かのメジロが体をふくらませ身を寄せ合っている姿からきたということです。
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■ウグイス
「ホーホケキョ」と鳴き、この声は誰でもウグイスだと知っていますし、春から初夏にかけては、よく聞くことができます。ところが、ウグイス色という色も知っていますが、その姿というとほとんど見ることができません。藪や笹藪の中にいて、活発に動きながら移動しますが、暗い藪の外に出ることはあまりないため、姿を見るチャンスがありません。
以前は、この辺では春を過ぎると繁殖のため山に移動していたものが、最近では、平地や人家近くでも鳴き声や姿を見ることができるようですが、その理由は分かりません。他にも、今まではあまり見ることができなかった鳥が、最近やけに多く見られるようになったものがいます。
繁殖は、笹やススキの枯れ葉などで横に穴のある球形の巣に、茶色のチョコレートボールのような卵を産みます。以前、旧富浦町役場の生け垣で繁殖したこともありました。冬には、「チャッチャッチャッ」という地鳴きで、笹鳴きと呼ばれています。昔は、鳥モチを長い枝に巻き付けたもので、この地鳴きのウグイスを捕まえ、餌のすり餌に焼いたハゼの粉を入れると声が良くなるといわれ、ハゼ釣りにいったということです。
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■ホトトギス
最近、姿は見なくとも「テッペンカケタカ」とか「特許許可局」と聞こえる大きな声で鳴いている鳥がいることに気付いていることと思います。以前は、夏鳥として山地に渡来していましたが、最近では、里でもこの声を聞くようになりました。
ホトトギスは、托卵といって、自分では巣を作らず子育てもせず、他の鳥の巣に卵を産み育ててもらうというちゃっかりものです。主な托卵の相手はウグイスですので、ウグイスの繁殖が里にも下りてきていることから、ホトトギスも里に下りてきているのでしょうか。托卵する鳥は、この他にホトトギス目のカッコウなど3種類ですが、それぞれ托卵の相手が違います。
信長や秀吉、家康をもじった川柳がありますが、現代ではこんな句があります。「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」織田信成
また、平安時代ころからホトトギスの初音(忍音)をたいへんめでていたようです。とすると「目に青葉 山ホトトギス 初カツオ」のホトトギスも意味が深いのですね。
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■ハクセキレイ
黒と灰色と白のコントラストのある鳥で、秋や冬に、川岸や河口・海岸の水際や耕地でしきりに尾を上下させながら、忙しなく歩いたり小さく飛んだりしながら餌をあさっています。
飛ぶときは、「チュンチュンチュン」と市街地でもごく普通に見ることができます。
以前は、繁殖するのは東北地方以北といわれていましたが、近年は南下し、関東以南でも繁殖するようになりました。平成19年には、とみうら元気倶楽部のリラックスラウンジの軒下に巣を作り、無事に巣立ちました。
同じ仲間にセグロセキレイがいますが、富浦には冬鳥として訪れ、ハクセキレイに比べ背も黒く、黒い顔に白い眉斑があり、にごった声で鳴きます。
キセキレイは、頭・背・肩羽が青灰色で、腰と下面は黄色、顔に白い眉斑があります。川岸でしきりに尾を上下させて歩き、尻叩きともいわれています。秋から冬には平地にきますが、繁殖期には山間部に上ります。青木山や仲尾沢の水辺の崖などでも繁殖しています。以前、青木山で営巣していたものは、巣に近づくとしきりに擬傷(ケガをしたふりをして敵の注意をそらし巣から遠ざける)をしていました。
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■コゲラ
スズメ大の小さなキツツキで、頭上から体の上面は黒褐色で背と翼には白色の横斑があります。声は、ギィーギィーとかキッキッキッと鳴くこともあり、一年中鳴き声が聞かれます。繁殖期以外は、エナガやメジロの群れにいっしょになって行動することも多く、木の幹や枝をぐるぐる回りながら、嘴で木をコツコツと叩き虫を探して、木から木へよく動き回っています。
枯れ木に嘴で穴を開け巣とし、人家近くの木にも作ることがあります。大房岬の第2キャンプ場にも巣とした木が残っていました。
キツツキは、嘴で木を叩き虫を食べたり巣を作ったりしているため、唯一脳震とうを起こさない動物かもしれません。
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■カワセミ
コバルト色の背と橙色の下面、嘴の大きな美しい鳥で、この鳥を見てバードウォッチャーになったり、カメラを持って追っかけとなったりする人も多いのです。漢字では翡翠と書かれますが、その背の輝きを持った色を見ると納得します。
特に珍しい鳥でもなく、注意さえしていれば、その辺の川や堰、池などで普通に見ることができ、意外と汚れた川などにもいたりします。
水面近くをチーと鋭い声を出して矢のように一直線に飛び、水の中の杭や水に飛び出た木の枝などに止まって小魚を狙っています。ホバーリング(空中で羽ばたき一点にとどまる。)をしながら小魚を狙い急降下して、水中に飛び込み小魚を捕まえたりもします。大きな嘴で捕らえた獲物を持って、小枝や石に戻り小魚を真っ直ぐにして飲み込みます。
このカワセミ、大房岬の不動滝付近で何度か目撃されています。何でここにいるのかよく分かりませんが確かにいました。
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■シラサギ
俗にいうシラサギという鳥はいません。コサギ、チュウサギ、ダイサギの白いサギの総称です。名のとおりの小、中、大のサギです。
コサギは、留鳥で一年中見ることができます。黒い嘴と足指が黄色であることが特徴です。夏羽では、頭に冠羽がでます。
チュウサギは、夏鳥として渡来し嘴は短めで目先は黄色く足は指先まで黒です。
ダイサギは、嘴と首がひときわ長い大きなサギで、冬も越冬しています。夏では嘴は黒く、冬には黄色になります。
繁殖期には、サギ山といってこれらのサギやゴイサギなどが集団で栄巣し繁殖をします。以前、青木山にサギ山があったこともありましたが、移動しているようです。館山市の城山付近の住宅地の裏山にサギ山ができて、糞害か保護かで大騒ぎしたこともありました。
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コサギ

■カルガモ
東京のビル街での子連れのお引っ越しで有名なカモです。
カモには珍しくオス、メス同じ色で地味な羽色です。顔は白っぽく嘴は黒くて先が橙色、体は褐色で腰の部分に白い三日月模様が見えます。
年々繁殖域が南下している鳥の一つで、この辺でも繁殖期でもたくさん見ることができ、年々その数を増しているようです。
枇杷倶楽部下の多田良橋から市営住宅にかけての岡本川にもたくさんの個体を見るようになりました。どこでどう孵ってどこに行くのか館山信用金庫富浦支店の脇の道を親子で歩いていて大騒ぎしたこともあります。
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■ホオジロ
千葉県の鳥、県鳥として知られている鳥です。オスは顔に黒白模様があり、腰と胸と脇は赤茶色で、メスは色が鈍く頬のオスの黒い部分が褐色です。胸には斑点はありません。
春早くから小枝や電線にとまって胸を張って「一筆啓上つかまつりそうろう」と名調子でさえずります。このため、ウグイスやメジロなどと同様に、密猟の対象となっています。
秋から冬にかけては、数羽の群れをつくりススキなどのある河原などで、チチッンチチッンという地鳴きをしながら、飛び立つことも少なくひっそりとしています。
ちなみに、県の花はナノハナ、県の木はマキ、県の魚はタイです。南房総市では、まだ決まっていません。
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■トビ
スズメやカラスとともに最も身近に見られる鳥の一種類ですが、ワシタカ類の猛禽類です。他のワシタカ類との見分け方は、尾がM字形に切れ込んでおり、広げるとバチ形になる点です。ピィーヒョロロとよく鳴きながら飛翔し、トンビとして親しまれています。
上昇気流を見つけて乗るのがうまく、羽ばたかずに輪を描くようにして飛んでいます。繁殖期以外は群れを作ることも多く、カラスと一緒に群れを作っていることもあります。
巣は大きな木の股の部分に小枝で皿形のもので、何年も同じ巣を使うために分厚く大きく なったものもあります。これはヘビなどを天敵としていないことや、毎年大きな巣を作ることは大変なのでしょうか。
面白いことに、この巣の小枝の隙間にスズメが巣を作っていることもあります。大房神明神社の上の方で、ウグイスが同じようにトビの巣に巣を構えて抱卵していたのにはびっくりしました。
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■ヒヨドリ
スズメよりかなり大きい中型の鳥で尾も長めで、体は灰褐色で頭はボサボサした感じに見え、頬に褐色の斑があります。ピーヨピーヨと騒がしくよく鳴きます。
10から11月頃、一部南方に移動するものもおり、大房岬から群れをつくって、海を渡る姿を見ることができます。これを狙ってハヤブサが現れます。これをさけ上空から急降下しヒヨドリの群れを襲いますが、ヒヨドリも海面すれすれに飛びます。
大房岬のヤブツバキが咲き出すとメジロと先を争うように、顔を花粉で黄色にしながら密を吸っています。センダンの実はしっかりと熟し、かちかちになった頃食べます。
農家にとってこのヒヨドリは、農作物を荒らす有害鳥獣の一つです。大食漢で野菜を食い荒らす憎い鳥になります。
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■カラス
カラスといってもこの辺では、ハシボソカラスとハシブトカラスがいます。その名のとおり嘴が細い太いがあります。カラスというとただ真っ黒というイメージがありますが、よく見ると紫青光沢のある黒色で、なかなかきれいな黒色です。
ハシボソカラスは、嘴がハシブトカラスより細く額は出っ張っていません。どちらかというと農村部や海岸などにいて、ガァーガァーと濁った声で鳴きます。
ハシブトカラスは、ハシボソカラスより大きく嘴も太く額が出っ張っています。都会などにも住み、ゴミなど問題を起こしているのはこちらが多いのです。声は、カァーカァーと鳴きます。
このカラス、雑食で頭が良くどう猛なところがあり、他の鳥の卵やヒナを襲うこともあります。繁殖期以外は、両方区別することなく群れをつくってねぐらを持ちます。群れは大規模なものになることもあります。夕暮れ時にたくさんのカラスが舞っています。
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ハシボソガラス ハシブトガラス

■クロサギ
クロサギというと1988年3月に発刊された鈴木勇太郎氏の写真集「クロサギ」のタローとハナコを思いだされる方もいるでしょう。
すすけた黒色をした中型のサギで、岩の多い海岸や入江に留鳥としてすんでいます。黒色型と白色型があり白色型は南の方です。この辺では黒色型であり、足が黄色く目立ち、くちばしは褐色か黄褐色です。潮の引いた磯や海岸の浅瀬で小魚をあさり、首を縮めて足を伸ばしてゆっくりとしたはばたき、低空を直線に飛びます。
雀島は、繁殖地ともなっており数つがいが繁殖します。タローとハナコの子孫もいることでしょう。岸壁の棚や木の根元、低木に小枝や枯草で粗末な巣をつくり、4月中旬から5月に青緑色の卵を3〜5個生みます。大房岬でも繁殖しています。
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■イソヒヨドリ
オスは、頭・胸・背・尾は青灰色、腹は暗赤褐色の美しい中型の鳥です。メスは、黒褐色で下面はまだらです。留鳥として岩礁や海岸にすみ、海岸近くの人家付近でも見ることができます。鉄筋コンクリートの建物は、岩場に似ているのかよく見ることができ、市役所はお気に入りの場のようです。
オスは、春から夏に透きとおった声で鳴きます。海岸の崖の隙間などに枯草などで椀形の巣をつくり、5月から6月頃緑青色の卵を5〜6個産みます。
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■スズメ
皆さんが毎日見ているスズメです。屋根の隙間など人家に巣を作って人間といっしょに生活しています。
ところで、富浦には2ヶ所雀島という島がありますが、スズメのいる島ということです。一つは南無谷の法華崎の雀島で、もう一つは大房岬の館山湾側に浮かぶ雀島です。ここのスズメは、草や樹木の根元の穴や隙間、樹木の藪の中に巣を作って子育てしています。島であるので、人にいたずらされたりヘビなどの天敵もこないので、ここを住みかとしているのでしょう。住家のスズメと違って、より野性的かも知れません。
着たきりスズメといいますが、よく観察していると、やはり春になると美しくなります。冬のすすけた羽毛から恋の季節に衣替えします。きれい好きで結構おしゃれですよ。
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■ウミウ
富浦には冬鳥としてやってきます。体の大部分は光沢のある黒色、背と雨覆は緑色で各羽の羽縁は黒い鳥です。岩上では体を直立させ、飛翔は低空を直線的に首を真っ直ぐに伸ばし飛びます。(クロサギは、首を曲げています。)
大房岬の館山湾側の崖や南無谷の雀島などを休み場として海洋に群れます。休み場となっている場所はウミウの糞で白くなっています。特に大房岬の休み場は、館山側から崖が白くなっているのをはっきりと見ることができます。
ウミウがいればカワウもいる訳ですが、実は長良川などで行われている鵜飼は、川で行われていますが、カワウではなくウミウなのです。
ウミウとカワウの違いは、住む場所が基本的に海と川で違い、ウミウの方が背中の緑に光沢があり、嘴の根元の黄色い部分が違います。
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■カモメの仲間
カモメというと海や港で飛んでいる白っぽいような鳥を、なんとなくカモメと呼んでいますが、カモメにはたくさんの種類がいるのです。しかも判別し難く、特に若鳥ではまったく手におえません。よく見られるカモメを紹介しましょう。
一般的に見られるのは、ウミネコ、セグロカモメ、ユリカモメというところでしょうか。単にカモメというカモメもいますが、めったに見るチャンスもありませんし、バードウォッチャーの世界になるのでしょうか。
ウミネコは、もっともよく見られるものです。名前のようにミャーォミャーォとよく鳴きます。尾に黒い帯があるのと足が黄色なのが特徴です。富浦の海には、繁殖を終えて夏に一番早く訪れます。
セグロカモメは、ウミネコより大きく背が灰色、嘴が黄色で下の嘴の先に赤班があり足はピンク色で、最も多く見られます。
オオセグロカモメは、セグロカモメに似ていますが、背が黒っぽく濃いカモメです。数はあまり多くありません。
ユリカモメは、東京都の鳥として名前は聞いたことがあると思います。小型のカモメで足と嘴が赤く、冬羽では頭部が白く目の後ろに黒い斑点があり、夏羽では頭部が黒褐色になります。

■モズ
モズのはやにえや高鳴きで知られています。雄は黒い過眼線と翼の白い斑点、長めの尾が特徴で、雌は過眼線が褐色です。秋にキィーキチキチキチと鋭く高鳴きをしますが、他の鳥の鳴き声の物まねを得意とし、漢字で百舌と書かれる所以です。
昆虫やカエルなどを木の枝先や刺などに突き刺しておく習性があり「モズのはやにえ」として知られています。冬の食料確保保存などといわれていますが、実際にはよく分かっていません。
コオロギやバッタ、トカゲ、ミミズ、カエルなど、小動物ならなんでも構わないようですが、あまり気持ちいいものではありません。
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■キジバト
背が茶褐色で首の脇に青と黒の模様があるハトで、キジのメスに似ているということで、黒っぽいデンショバトが野生化したドバトとは違います。ヤマバトとも呼ばれており、デデポポーと繰り返し鳴き、山地から市街地まで幅広く住んでいます。電線にもよく止まっています。
人家近くにも多く、庭木や生垣に巣を造って子育てすることもあります。豆類は特に好み、種蒔き時には注意しないと種や芽を食べられてしまいます。
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■ムクドリ
スズメより大きく嘴と足がオレンジ色で腰が白い灰褐色の鳥で、きれいとは言い難く声もギャーギャーとかキュルキュルと騒がしく鳴きます。平地の人家の近いところに住み市街地にもいます。椋の木の実を好むためムクドリとなったとも言われますが、群れでなんでもよく食べるため、害鳥として扱われることもあります。
繁殖期以外は、よく群れをつくり電線に止まっています。冬のねぐらは大群となり大騒ぎをしています。
春、繁殖期にうっかりしていると、家の戸袋などに巣を造られ、戸が開かなくなったり、糞害になやまされることもありますので注意してください。
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■ツバメ
ツバメは誰でも知っているし夏には毎日見ていて、家の軒などに造られた巣のヒナが巣立つのを楽しみにしている人も多いと思います。このツバメ、ヘビやカラスなどの天敵からヒナを守るため人家に巣をつくるということで、商店街などがさびれるとツバメも減るという調査記録もあります。
この辺には、他に腰が赤褐色で尾の長いコシアカツバメと背面の腰が白く腹面ののどの白いヒメアマツバメが夏鳥としていますが多くはありません。
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■ヒバリ
春、天高くさえずりながら飛んでいるヒバリ。広い原っぱなどにいますが、春先には、富浦でもこの声を聞くことができます。
空高くピィーチク・パーチク?複雑に長い間さえずりますが、このヒバリ、お日さまにお金を貸してあり、それを取りに天高く舞いさえずるという民話もあります。ですから、曇りの日には低く飛ぶそうです。空に上がる時、ヒイチブ(日一分)ヒイチブと鳴き、ツキニシュ(月2朱)ツキニシュと鳴きながら下りてくると聞きなしています。
冬は、田んぼの土手の草むらなどで飛ぶことも少なく、ひっそりとしています。気づく人もなく、春と同じヒバリと同じとはとても思えません。

■エナガ
体は丸く小さく尾が長い、白と黒とブドウ色のかわいい小鳥です。林の小枝をジュリジュルリなどと鳴きながら、目まぐるしく動きながら移動します。その鳴き声は、銀の鎖を合わせたような声ともいわれていますがどうですか。とにかく、愛くるしい鳥です。
秋冬には多種と混群をつくり、大房岬ではよくメジロと群をつくりコゲラもいっしょにいます。集団で鳴きながら近づいてきたかと思うと、よく動き回りながら遠ざかっていきます。
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