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鴨川シーワールド

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アカウミガメの子どもが海へと旅立ちました

71匹を東条海岸に放流

2016年8月25日
 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:勝俣浩)では、園内の「ウミガメの浜」で保護をしていたアカウミガメの卵が8月12日(金)にふ化し、その日のうちに海へと旅立ちました。

 鴨川シーワールドでは、2002年より、ふ化に適さない場所に産卵されたアカウミガメの卵をウミガメ専用展示施設「ウミガメの浜」に保護収容し、生まれた子ガメを人の手を介さずに海に放流しています。今回、海に旅立ったアカウミガメの子ガメは、鴨川シーワールドの目の前に広がる東条海岸で6月10日に産卵が確認されたもので、産卵場所が河川沿いで、大雨による卵の冠水や流失の恐れがあったため、当館のウミガメ専用飼育施設「ウミガメの浜」に保護し、子ガメのふ化を見守っていました。

 8月12日の18時21分に、保護卵を埋めた砂の表面にくぼみが現れ、砂の中から這い出てきた最初の子ガメの頭部を確認しました。18時56分には子ガメたちが一斉に姿を現しました。その後、「ウミガメの浜」から海岸の遊歩道を越えて砂浜に伸ばした飼育員特設の橋を自力で渡ったあと、砂浜を懸命に歩き、波間に姿を消していきました。

 東条海岸では、毎年アカウミガメが産卵のために上陸し、今年も8回の産卵を確認しています。今後も子ガメが次々とふ化し、海へと旅立っていく予定で、当館では引き続き観察を行い、ウミガメのふ化を見守っていきます。