平成28年2月28日（日）に南房総市富山ふれあいスポーツセンターを会場にして、第27回小野派一刀流流祖忠明旗争奪関東小学生剣道大会が開催され、関東近郊から過去最多の121チームがエントリーし、熱戦を繰り広げた。
　開会式では、選手を代表して白浜剣道クラブの伊藤太陽選手（5年）が指導者や保護者の方々への感謝の気持ちを込めた心に響く選手宣誓を堂々と行った。
　開会式終了後には、小野派一刀流宗家第１７代の笹森建美氏とその門人による古武道小野派一刀流演武が行われ、その後予選リーグを勝ち抜いた３２チームで決勝トーナメントを争った。
　大会２連覇中の東松舘道場（東京都）に各チームが挑む形となった今大会は接戦が多く、優勝した東松舘道場も何度もピンチの場面があったが、勝負を左右する大事な場面での勝負強さが光り、見事３連覇を成し遂げた。
　地元勢では、富山剣道スポーツ少年団（南房総市）、九重剣道（館山市）が激戦を勝ち抜き、予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進出したものの、両チームともに力及ばず、決勝トーナメント１回戦で姿を消した。

　試合結果は、下記のとおり。


【団体表彰】
●優　勝　東松舘道場[東京都]
●準優勝　昭島中央剣友会[東京都]
●第３位　柏武道館[千葉県柏市]
●第３位　錬武館[栃木県]
●敢闘賞（ベスト８）　野間会[千葉県富津市]
●敢闘賞（ベスト８）　八幡流水館[千葉県市原市]
●敢闘賞（ベスト８）　蕨市南剣道クラブ[埼玉県]
●敢闘賞（ベスト８）　萌木剣道教室[東京都]

【個人表彰】
●優秀選手　小山　颯　　（東松舘道場[東京都]）
●優秀選手　荒木　千葵　（東松舘道場[東京都]）
●優秀選手　武石　融知　（昭島中央剣友会[東京都]）
●優秀選手　古野　栞菜　（柏武道館[千葉県柏市]）
●優秀選手　沼野井　結真（錬武館[栃木県]）