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富浦エコミューゼ研究会

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今のトンネルの上より。上り電車に手を振る子ども達

9月土曜学校・旧南無谷トンネルを探しに

2015年9月29日
9月の土曜学校は、富浦・南無谷地区の山中に残る旧南無谷トンネルを探しに行きました。旧南無谷トンネルは大正7年に使われ始めました。今から97年前のことです。その旧南無谷トンネルは、関東大震災という大きな地震によって崩れてしまいました。子ども達には、東日本大震災よりも大きな地震があったことを伝えます。
途中、今の線路の下をくぐり、旧トンネルに向かう道へと足を進めます。普段は入ることのない山の中には発見がいっぱい。ドングリにミミズ、ショウガの白い花、キノコは赤や白のいろいろなキノコがあります。小川の中の小さな滝、カニのオスとメスの違いも教わりました。
そんな発見をしながら、幻の旧トンネルに到着。入口はきれいに残っていますが、水が溜まり、壁には大きな亀裂が入っているのが見えます。それを確認した後、今のトンネルに向かいました。
今のトンネル上の広場で待つこと15分。真っ直ぐに延びた線路の向うから、上り電車がやってきました。子ども達がみんなで手を振ると、電車は汽笛で応えてくれました。(それとも注意の合図?)子どもたちには心に残る思い出になったと思います。
秋の気配が始まる南無谷の細い路地を楽しく歩いた土曜学校です。