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富浦エコミューゼ研究会

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2月土曜学校・昔話と冒険の仲尾沢道を歩く

2015年3月3日
2月の土曜学校は、富浦宮本地区の仲尾沢の七曲りという古道を歩きました。
仲尾沢地区の入口の土手には、「道切り」と呼ばれる注連縄(しめなわ)が吊るされています。村に病魔や災いの悪霊たちが入って来ないようにするために、昔から仲尾沢の人々が村の入口の大きな松に吊るしていたことが始まりだということを教わりました。子ども達は近くに寄り、藁で編まれた刀や草履などを観察しました。
少し歩くと、およそ100年前に造られたトンネルがあります。普段、暗いトンネルを歩くことはありませんが、みんなで歩けば怖くない。
静かな林道を歩いていると道端にフキノトウを発見。春が近づいていることのサインを教わります。
林道の途中から山の中に。急な山道はつづら折れになっています。「七曲り」という名前の意味がよくわかります。今はあまり人が通らなくなった古道は所々が崩れていたり、木が倒れていたり、子ども達にとっては冒険そのもの。登りも下りも気を張りながら、手も足も使って前に進みます。
到着した場所には、海の神様「金毘羅様」が祀られています。こんな山の中からも海が見えることに子ども達も驚きます。金毘羅様の縁日は4月10日。お花見の季節でもあったので、昔は沢山の人たちが料理やお酒を持って集まったそうです。昔の人たちは神様をとても大切にしていたことを教わりました。