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鴨川シーワールド

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日本初 人工授精での出産・日本一の長期飼育記録を残したバンドウイルカ「スリム」

バンドウイルカ「スリム」が死亡しました

2014年10月9日
 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井一利)では、日本で初めての人工授精での妊娠・出産に成功し、日本一の長期飼育記録を持つ、バンドウイルカ「スリム」が10月8日(水)に死亡いたしました。

 バンドウイルカ「スリム」は、9月上旬から食欲が低下し、行動が緩慢になるなど体調不良と思われる症状が見受けられ、ロッキーワールド内の「イルカの海」で治療を続けておりましたが、10月8日(水) 0時53分に残念ながら死亡が確認されました。原因につきましては現在調査中です。

 「スリム」は鴨川シーワールドがオープンした翌年の1971年11月に搬入され、イルカパフォーマンスのスターとして長年活躍し、多くのお客様にイルカの持つ素晴らしい能力を伝えてきました。スターの座を後任に譲った後は8頭の子供を出産し、肝っ玉母さんとして数多くのバンドウイルカの中でも一目置かれる存在となりました。2003年には 日本で初めて人工授精による出産に成功し無事に出産したことで大きな話題となり、その時誕生した「サニー」が 昨年6月に出産することにより、「スリム」がおばあちゃんになったのは、記憶に新しいところです。また、日本一の 長期飼育の記録を持ち、職員の誰よりも長く鴨川シーワールドを知るイルカでもありました。

 これまで「スリム」を愛し、応援していただいたすべてのみなさまに御礼申し上げます。