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富浦エコミューゼ研究会

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豊岡トンネルの西側。「枇杷」の絵柄

265ウォッチング新しい道・広域農道を歩く

2014年9月17日
9月のウォッチングは、整備中の安房広域農道を富浦・南無谷地区から大津の花倶楽部に向けて散策しました。
国道127号線沿いの日蓮宗・妙福寺の先を右手に曲がると七面山方面に向かう細い道に入ります。小さな陸橋をくぐり、七面山に向かわずそのまま東へ。しばらくすると建設中の広域農道に出ます。
舗装された道路を広々と歩くのは気持ちのいいものです。夏の雲が残暑を感じさせます。
富浦地区に整備されているのは豊岡、丹生、大津の3つのトンネル。全てのトンネルの西側と東側の入口に、それぞれ「枇杷」と「アイリス」の絵が施されています。3か所とも違ったデザインです。
豊岡トンネルを抜け、すぐに西側の農道へ降り、しばらく行くと小さな薬師如来像がお祀りされています。地元では「星山の薬師様」と呼ばれ、昔は目の病を治してくれる薬師様として、人々から信仰されていました。薬師如来は手に薬壷(やっこ)と言う薬の入った壷を持っていますが、残念ながら星山の薬師様は長い年月のあいだに壷が欠けてしまったようです。
途中、イヌビワの実が熟していました。植物では「イヌ」の名がつくものは食べられないものが多いのですが、イヌビワは熟すと食べることができます。ただし、実の色が黒くなっただけでは熟期ではなく、実から滴が出てくると食べ頃です。お裾分けしてもらったイヌビワの味は、食感も味もイチジクに似ています。小さな実ですが秋を感じさせてくれました。
その後、参加者は、丹生トンネル、大津トンネルを通り、大津地区の県道犬掛館山線に抜け、花倶楽部へ到着しました。